3.11

東日本大震災。
ここ何年かは、家族が皆、自然に時間を作り、この日の夜を共に過ごします。
お決まりは、次女の幼稚園での発表会のビデオ鑑賞。面白くて何度観ても爆笑。 
毎度、家族があることに感謝して涙。


復興?毎回、その言葉に違和感を感じます。
復興とは、一度衰えた(こわれた)ものが、再び盛んに、また整った状態になること。また、そうすること。
そんなこと、できる訳がない。
失ったものは、再び戻ることなどありません。
家族を亡くした人に家族を再び復活できますか?
原発事故の影響で、これからの仕事や人生に自暴自棄になり、自殺した家族を持つ人に頑張って家族を復活させますか?
原発事故の影響で亡くなった方を復活できますか?
それでも、毎日、陽は昇り、陽は沈む。
繰り返し、繰り返し、それは変わらない。

現実、現場を分からない人に、あの時、こうしたら?こうするべきだった!こうしたら?ああしたら?など言われたくない。

確かに検証は、大事です。
次世代の助けとなります。
私も子どもたちに繋げます。
でも、SNSの情報やマスコミの情報に偏って欲しくはない。現実を知り、どう対応していくのが良いのか冷静に考え、自ら考えて実行するべきです。

この度の、新型コロナウイルス感染症についても同じこと。たくさんの目に見えない課題があります。
冷静に自らの視点を持って欲しい。
制限された中にも、必ず出来ることはある。

福島で眠る母と伯父を想い、私はそう思います。

まりちゃんねる

みんなが幸せになれるまち、綾瀬にしたい石井まりのブログ。 どんな綾瀬にしたいか、石井まりはどんな人か、石井まりの日々のこと、を気ままに書きます。

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